設計料とは。
建物の工事に至るための設計には、企画、基本設計、実施設計と段階があります。また、コンサルタントやアドヴァイスなど、工事とはつながらない業務もあります。ひっくるめて「設計事務所のひと」が働いたことに対しての業務報酬とお考えください。
設計料は以下のように算定します。
算出方法としては以下の３案
A:（直接人件費＋経費）＋技術料＋特別経費：建設省告示1206号
一級建築士取得後3年未満の日当目安が概ね３万円です。
また、これから割り出した時給３，７５０円です。
経費のめやすとして、直接人件費と同額とされています。
技術料や特別経費については、その業務内容によって計上されることがあります。
特に専門性特殊性のある業務（耐震診断補強設計など）の場合には、この方法を目安にさせていただきます。
B:工事費用の概ね８～１５％
工事金額に対しての割合で計上させていただきます。
新築物件ですと、この計算で算出することが多いのではないかと思います。
住宅は小規模な物でも必要な検討事項が少ないわけではありませんので、一律の割合ということにはなりません。
C：個別に、業務内容を検討して算出
リフォームの場合等は、業務内容がさまざまですので、そのつど検討させていただきます。
目安として
事務所においでいただいての有料のご相談：１回 ５,０００円以内
現地に出向いて１～２時間程度の立ち会い：１回 １０,０００円以内 （交通費別）
コーデイネート：２０，０００円～/1件（家具、カーテンなど）、１，０００円～１０，０００円/㎡（リフォームなど）
設計料のお支払い時期について。
一般的には 設計契約時５０％ 完了時５０％でお願いしています。
そのつど、業務のスケジュールも考慮して、ご相談させていただきます。
基本設計、実施設計、工事監理をわけてご契約いただく場合と、すべて含めてご契約いただく場合とではお支払いの時期がちがってきます。通常は実施設計完了後に着工となりますので、工事着手時には実施設計の費用をお支払いいただくことになります。
初回のご相談は無料で行っています。
お話をうかがわないと、仕事の内容がわかりません。リフォームでしたら、現地を拝見しないと、業務費用の目安がだせません。
ですから、はじめから、費用のご請求をすることはありません。ご相談の時に、費用のご相談もさせていただきます。
